マンションの売却方法も決まったところで、ちょうど住宅ローン本審査の書類が届きました。
今のマンションを購入したとき、住宅ローンの本審査は対面式で書類も原本だったり、印刷物でのやりとりでした。
あれから3年。
同じ銀行で本審査を行うことがなったのですが、対面式以外にも新たに電子化しネット審査が加わっていました。
今回の住宅ローンは、ネットで本審査を行ったのでメリットやデメリットに感じたことをご紹介します。
専用のログインID とパスワードが郵送で届くのを待つ
自宅に本審査の書類が届くのを待ちます。
私たちは今回ペアローンだったので、ひとりにつき2つのIDが発行され、ふたりで4つのアカウントを持つことになりました。
基本的にシステムの指示に沿って、確認書類を読み、同意ボタンを押しながら指定されたファイルをアップロードします。
審査は、まるまる1ヵ月かかった
書類を提出してから1ヵ月で住宅ローンの本審査が通りました。
ですが間に、銀行の方が書類を見れなかったとことや、送った書類に不足があったこともあり、3回くらい再提出しました。
そして、銀行からの質疑応答もその専用システムで実施しました。
コロナウイルスによる住宅ローンの審査の遅れはあったの?
この1ヵ月の審査時間は私は妥当だと思いました。
通常の住宅ローンの本審査も3週間~1ヵ月ほどかかると聞いていたからです。
実際に、銀行の方からもメッセージで順調に滞りなく審査が進んでいる、ともコメントがあったんです。
しかし、心配性の夫は、毎日毎日、
と、ドキドキしていました。
住宅ローンの本審査に落ちてしまえば新しい家を購入できなくなっちゃうのですが、最近は、いま住んでいる地域の環境がすごくいいことに改めて再認識したため、最悪引っ越しができなくてもいいや、って気楽に構えることができました。
3年前は引っ越しをしたくてたまりませんでしたが、なぜか今回は前回と違って精神的に余裕がありました。
住宅ローン審査時に会社の在籍確認はあったの?
一般的に住宅ローンの本審査は在籍確認があるのかすごく気になることだと思います。
私もこの家の住宅ローンを組んだときは在籍確認の電話が会社にかかってきました。
しかし、今回私も夫も在宅勤務中の住宅ローンの審査。
会社に電話がかかってきたのか、かかってきていないのかはまったくわかりません。
来店の審査、ネット審査。必要な書類は同じ
ネットでの審査だとしても準備する書類は、対面での審査と同じです。
銀行に提出しないといけない書類の一式は銀行がそれぞれまとめてくれました。
会社員勤めで昨年から事業所得もある私の必要書類をご参考までにご紹介します。
1、電子化による住宅ローン正式申し込みの必要書類
- 確定申告書(第1表及びその他付属資料)令和1年分
- 雇用条件提示書
- 給与明細直近3か月分
- 公的収入証明書 令和1年分納税証明書(その1・その2)
- 住民票(発行後3ヶ月以内のもの、家族全員分の“世帯全員の記載”があるもの、本籍・マイナンバーの記載がないもの)
- ご本人さま確認資料(公的登録現住所が確認可能な書類)
運転免許証(表裏)、パスポート、住民基本台帳カード(表裏)、マイナンバーカード(表のみ)など公的証明書で顔写真があるものの内、いずれか1種類 - 健康保険証(表、裏面):公的登録現住所が記入あるもの
- 金融機関等取引状況表
- 既存借入れの返済明細(現居宅分 弊行住宅ローン)
納税証明書は区役所で取れるものですが、確定申告した後の金額分が計上した納税証明書は確定申告した後にすぐに取得する必要がありました。所得税にかかる証明書ですので、税務署にて確定申告の際、必ず取得するようにしましょう。でないと二度税務署に行かないと行けなくなります(涙)
2、電子化による住宅ローン正式申し込みの必要書類 (ペアローン分)
- ご本人さま確認資料(公的登録現住所が確認可能な書類)
運転免許証(表裏)、パスポート、住民基本台帳カード(表裏)、マイナンバーカード(表のみ)など公的証明書で顔写真があるものの内、いずれか1種類
電子化による住宅ローン正式お申込手続きのメリット
住宅ローン正式申し込み手続きを電子版のネットにした理由は、本審査時にかかる印紙代が0円になるからです。
住宅ローンの本審査をネットですることによる不安はありましたが、私たちはネットでの操作に抵抗がないのと、来店不要で自分たちの好きなタイミングで書類を提出できることに魅力を感じました。
実際に初めて使用するシステムに戸惑いはありました。
分かりにくいところもありましたし、システムバクかエラーによって表示がでないこともありましたが、担当の銀行員さんと電話して質問、会話ができたため、不明点はすぐに解消することができました。
電子化による住宅ローン正式お申込手続きのデメリット
電子化による住宅ローンの手続きは最近始まったサービスなのかな?って思うほど、担当の銀行さんも慣れていない様子でした。
システムで分からないところがあると、確認して電話を折り返してくれる。というやり取りを5回ほどしました。
これは慣れの問題なので時間が解決するかもしれませんが、待てない人にとってはちょっとしたストレスになると思います。
ネット操作に抵抗がない方なら住宅ローンの審査は電子版のネットがおすすめ
メリット・デメリットありますが、日中も働いている会社員にとってはとても便利なサービスだと思いました。
もしもネットでのやり取りでない場合、銀行からの質問は電話になります。
日中私用の電話を受け取れないことが多いのですが電子版ならメッセージがテキストで残せますので、夜遅くや朝早くなど、自分の好きなタイミングで返信ができました。
本審査が終わり、ひとまずまた銀行からの連絡待ちになりますので気長に待ちたいと思います。