昨日、3月25日に小池百合子都知事が会見を開きました。
週末の不要不急の外出・イベントは自粛するように、とのことですが、その一言が効果的で、翌日の今日には映画館の休館、いつも入っているお店も休業、大好きな中華料理屋さんもSNSでキャンセルが相次いで悲しいと世の中の変化を感じます。
開店時間1時間前からもドラックストアに並ぶ違和感
この前早朝にドラックストアを通ったら、開店時間からまだ1時間もあるのにすでに6人ほどドラックストアに並んでいました。
恐らくマスクを購入したい方々です。
マスクの代わりにハンカチタオルを口と鼻周りに当てて、なんとか花粉をしのいでいます。
我が家、本当にトイレットペーパーが残り1ロールだった時があるから、本当に買い占めって困る。
生理用品、ウェットティッシュ、ドライタオルなど紙類、アルコールやハンドソープは、ほとんど毎日品薄です。
都知事の会見から翌朝10時、食料の買い占めがはじまっていた
私、たまたま今日たまごをスーパーに買いに行こうとしたんです。
入店したとたんお店の雰囲気が違うことに気がつきました。
朝から野菜が品薄で、たまねぎなんて完売しているんです。
カップ麺も大人気。
インスタントスープも飛ぶように売れていて・・・
保存が効くパスタソースも、もうないです。
こんなに商品並びがよくないこのスーパー、普段では考えれません。
私がこの日に買いたかった、たまごは結局売り切れていて買えませんでした。
購入したのは、いつも食べているグラノーラと安くなったアボカド、そしてチーズケーキの材料です。
スーパーに行く人全員が食料品を買い占めているわけではありませんが、主婦の方の購入品が多い印象でした。
食料品買い占めの影響は、買いたいものを買えないことだけではなくレジの並ぶ時間にも影響ありました。
そうなんです。
買う量が多いと、レジで並ぶ時間も長くなります。
最寄りのスーパーに行っただけなのに、10時に家をでましたが11時に帰宅です。
すごく時間がかかったと思います。
平和な時は“選択の自由”があった。今はほぼ、ない
今回のトイレットペーパーや食料買い占めの問題を実際に体験して、改めて今まで日本は本当に平和だったんだな、と実感じました。
死者を多数出し、オリンピックを延期させ、経済を悪化させたコロナウィルスは歴史の教科書に絶対に掲載されるでしょう。
オイルショックならぬ、コロナショックになるのでしょうか。
今まで日本は物があり溢れていて、機能性やデザイン性、価格、その他の付加価値も追求され続けていました。
例えばオーブントースターにしたってそうです。
2,000円でトースターが購入できるのに、デザイン性や商品ストーリーがいいからといって2万円のトースターも売れる時代になりました。
この“選択の自由”があるときは平和なときの特権だと、ふと思いました。
需要と供給のバランスが崩れた今、たまごひとつをとっても“選択の自由”どころか、たまごそのものが売っていません。
普段は50枚約500円のマスクを9,000円で買う人の気持ちも少し理解できました。
完璧に「ない」ものではないため、本当に欲しいのであればお金で解決してしまうのがスマートです。
高額のマスクも買えなくなる環境になったら、いよいよ日本はどうなっちゃうんでしょうね。
この前、こたろうとももちゃんとピクニックに行った時は東京も食料買い占めが問題になるとは思いませんでした・・・。
楽天のお買い物マラソンで、ドックフード、犬ちゃん用のお手拭きシート、パットロッカーを買っていてよかったです。
コロナウィルス感染を気にぜず能天気に散歩が楽しめる日が、早く戻ってきますように。