嫁のましゅです。
先日ちょうど年末調整を終え年の瀬をひしひしと感じています。
控除を受けていないときに比べて申告できる金額って変わるのかしら?
私は住宅ローン控除を受けていないときにふるさと納税をしたことがありましたが、(1)住宅ローン控除を受けている、(2)個人事業主としての所得がある、という状況でのふるさと納税は初めてです。
ふるさと納税に影響があると疑問に思った経緯
私は3年前にふるさと納税デビューをしました。
その際に会社員の給与所得だけだと、ふるさと納税の寄付時にワンストップ申請をすれば確定申告は不要だというちょっとした知識を身に着けていたんです。
そのときに、住宅ローンの控除や複数所得がある場合には寄付控除上限額に変動がある可能性があると知りました。
これはきちんと控除上限額を把握せねばです
税理士法人エム・エム・アイに相談した理由
私はふるさとチョイスを使ってふるさと納税をしていました。
ふるさとチョイスの利用者なら税理士法人エム・エム・アイに無料で控除上限額の目安を相談できます。
そこでさっそくメールで相談することにしました。
私の場合住宅ローン控除を受けていても、ふるさと納税気持ちに影響はない
まずはこのようにメールをだしてみました。
また計算式も合わせてご教示いただけますと幸甚です。
(例)
・年収:1,000万円(給与所得500万円+事業所得500万円)
・本年度の住宅ローン控除:40万円
・社会保険などの金額:80万円
・扶養家族の有無:なし
・配偶者の有無:あり
そうするとこのような回答をいただきました。
配偶者控除がある場合:183,517円
無い場合:193,003円
となります。
お客様の場合は住宅ローン控除はふるさと納税に影響ございません。
ふるさと納税の上限金額の計算式は
個人住民税所得割額×20%÷(90%-所得税率×1.021)+2千円
となります。
但し、「所得税率」と記載されている部分については、
実際は住民税の課税総所得金額から人的控除差調整額を控除した金額で計算した課税総所得金額で見た所得税率となります。
(ほとんどの方は所得税の税率ですが、ごくまれに実際の所得税の税率と乖離する場合があります)
住宅ローン控除を受けている、なおかつ事業所得があってもふるさと納税の寄付控除上限額に影響はないのね
税理士さんが教えてくれた寄付控除上限額はふるさとチョイスの自動シミュレーションの結果とまったく同じでした。
しかし人の目が通っていないので不安でしたが、専門家からきちんと回答をいただける信頼感もありますし、とても安心しました。
住宅ローン控除が影響がある場合も聞いてみた
質問をお送りすると半日以内に 税理士法人エム・エム・アイ から返信がありました。
(2)所得税が住宅ローン控除で0円になる
(3)所得税が住宅ローン控除で0円になった場合に残りを住民税から引ける特例を利用し、その住民税を引いて良い限界値(もしくはその近く)まで利用している場合
これらの3つが当てはまる場合です。
ちなみに住民税から引いてくれる限度は、
居住開始年月が、
~平成26年3月 9.75万円(←と前年課税所得×5%を比べて少ない方)
平成26年4月~令和3年12月 13.65万円(←と前年課税所得×7%を比べて少ない方)
となります。
この条件を満たす場合は、寄附額が少なくても自己負担は2,000円以上かかります。
控除上限金額(住民税を良く引いてくれる上限)に変更はありません。
これら3つが全部当てはまる方ってなかなかいないのではないでしょうか?
所得税が住宅ローン控除で0円になるって、よほど収入が少ない年になると思います
専門家に寄付上限金額を確認できたことで心置きなく、ふるさと納税をしようと思います♡
住宅ローンを組んでいても、ほとんどの人はふるさと納税に影響がないことがわかったね
お金に関することはきちんと確認しないと家計が損をしてしまう場合もあります。
ふるさと納税で寄付しすぎないためにも、少しでも不安を感じたらプロに相談するほうがいいと再認識しました。
今年、我が家がどこの県に寄付をしたのかまたご紹介しますね。